2024年如月ご挨拶

ご挨拶の最初に、能登半島地震被災者の皆様に心からのお見舞いと哀悼の誠を捧げます。                                地震学者と称する人たちは研究予算を獲得することが先決で未だに地震予知は不可能ですと堂々と言って憚らない厚顔振り。                今回の地震では海底の活断層は予想から外していたと、のたまう。      膨大な国の予算を着実に喰らいながら「あっけらかん」としたこの言い分は無いだろう。                                今一度原点に戻り地震地質火山研究に励んで頂きたい。           警察、消防、海上保安庁、自衛隊、米軍、各種各地のボランティアと全ての国民が一致団結して能登半島を、日本国を天災人災外敵から守り切りましょう。

阪神大震災からはや29年が経過しました。                 当時も経験した如月のこの時期の日本列島は寒さのピークを迎えます。                     被災地の皆様のご自愛とご健勝と安寧をお祈り申し上げます。  合 掌

さて、今月12日は司馬遼太郎先生の命日で毎年東大阪の司馬遼太郎記念館で何処よりも早く「菜の花忌」が開かれます。                  記念館会員である私も久し振りに参加しようと思っています。        先生の作品「菜の花の沖」の主役で淡路島出身の高田屋嘉平が北前船の(か)主(かこ)(こ)として後には船主として何度も訪れたであろう能登半島の各地が今回の地震で大きな被害にあいました。                           被災地に心を致しながらこの機会にもう一度読み返してみようと思います。

昨今、世の中ではあらゆる所で失敗が続いております。           失敗を反省したからこそ平和と言う成功に結び付くのです。         反省がなければ成功は絶対不可能です。                  卑近な例ではJAXAによる小型衛星の地球帰還や目標地点100平方メートル以内と言う月面着陸成功は過去の反省と洞察力で失敗を回避した日本の科学者の大成功例ではないでしょうか。                         反省の無い失敗例では、10年前の2月世界を驚かせた小保方晴子さんのSTAPと名付けられた万能細胞発見と言う虚偽発表は、本人が忖度したと思われる上司教授の自死と言う悲惨な結果で終焉したと言う例もありました。

人は誰でも過ちを犯します、過ちを認め言い訳をせず、潔く悔い改める勇気が有るか無いかで、人間の度量の大小と賢さ狡さを端的に表します。       上司の大きな失敗は一部の部下による過剰な忖度の上に胡坐をかいて、自分の言う事を聞かせるために多くの部下の行動と考えを強制的に変容させようとする事です。                                  これは絶対的な地位を利用した強権的な言葉や暴力で可能かもしれませんが、その反動反感は必ずその本人と取り巻きに帰趨します。            他人を変えようとする前に自分が変わることが絶対必要なのです。     又、自分だけ高収入を得たい、誰かに良く見られたい、家族や他人に自慢したい等の見え透いた欲と感情の絡まった思考を行動に移して良い結果が出るほど社会は甘くないという事です。

以下自戒の念を込めて

・過ちを改むるに憚る事なかれ、過ちを改めざる此れを過ちと言う・

・・小人驕りて泰(ゆたか)ならず 君子泰(ゆたか)にして驕らず・・

・・・信義を重んじ恥を知り恕を知るこれが日本人の心です・・・

最後に、弊社のような輸入専業企業にとり昨今の異常とも言える円安相場は企業に取り命取りになりかねない危険水域が続いております。           政府と日銀が手の打ちようのないこの時期、私たちは小さな会社ではありますが、社内外の英知を集めてこの危機を乗り越えてまいります。        皆様方の更なるご支援ご鞭撻を切にお願い申し上げます。          お仕入先様FIRST お客様FIRST 従業員FIRSTは同じ重みを持ち企業存続の為に絶対忘れてはならない究極の課題です。

2024年2月吉日

ジェービーエムエンジニアリング株式会社                 創業者 佐野泰治 お問い合わせはmonk@jbm.co.jp まで


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